市民講座無事終了しました

1月6日(日)「人と動物の楽しい暮らしを進める会」による市民公開講座を無事開催することができました。
今回、恩師でもある山口大学農学部獣医学科教授である中市先生にお越し頂き、日頃なかなか聞くことができない大学病院のお話をして頂きました。大学は一般の動物病院では診断が難しい症例が集まること
正確な診断の大切さ(似たような検査結果でも、検査を進めることによって診断が変わることがある)
また同じ診断でもご家族によって選ぶ選択肢が変わり、その選択のサポートとして中市先生が診療で考えたこと
日々飼い主様が後悔しないように、コミュニケーションをたくさんとり、
看取ったあとも飼い主様と寄り添われている先生の姿勢にうるっと来てしまいました(最近涙腺が緩くなり困ります)。
個人的には獣医師として人と動物が楽しく暮らし続けるため、何を伝えていけばよいのか勉強になりました。

今回、当院の患者様、企業様をはじめ、お忙しい内足を運んでいただいた方々に本当に感謝しております。
最後は少し時間をオーバーしてしまいまいましたが、講演内容が少しでもお役に立てば嬉しいです。
概要を報告します。
この講座では、院長をはじめうちの動物看護師も講演いたしました。昨年の大阪北部地震、台風21号で経験したことをお伝えしました。
猫の問題行動は環境整備でほとんど落ち着くことから
猫の性質を考えた飼い方を講演しました。
食器では好む食器の材質、水の種類、器の大きさについて当院で預かっている保護猫ちゃんに使っている段ボールハウスの作成方法をお伝えしました。

子犬の体で表現するボディランゲージについて動画を見ながら勉強しました。
たくさんの動画を繰り返し見ながら、言葉の説明を付けるようにしました。
人と動物のふれあい活動(CAPP)では幸せホルモン”オキシトシン”の話を中心に
人だけではなく、動物目線での活動報告をしました。休憩中はいろいろなおもちゃや、段ボールハウスの展示を手に取ってみました。最後になりますが、当日お手伝いいただきました アニマルはにまる高槻 の方に感謝いたします。
これからも活動は継続していきますので、興味のある方はHP等チェックしてください。
また、集合写真を撮るの忘れてしまいました。。。

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