熊本地震

ご報告がだいぶ遅くなってしまいました

熊本地震が発生して3ヶ月が過ぎました．

私の実家が熊本にあるということから，
4月末から連休中病院を休み，帰らせていただきました．
その際は，ご来院された方など
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした．

帰ってすぐに，ご報告をと思っていたのですが，

実際どのようにお伝えしたらいいのかを
考えているうちに今となってしまいました．

私の実家は熊本市内の北部の方であったため，
幸いなことに被害も少なく家族も無事でした．
まず家族の顔を見て，話しをきくことができて
安心することができました．
被害が少なくても揺れは大きかったらしく
本震の後はしばらく家にいるのが恐くて
車で過ごしたと話していました．

そして，以前勤務していた動物病院に
お邪魔してお手伝いをさせていただきました．

病院は熊本市内にあるため，
直後は断水等で大変だったようですが，
私がうかがった時には通常の診察を始められていました．
ただ，地震でけがをした子たちが
たくさん来院しているようでした．

院長先生は，通常の診療をしながら，
全国から届いた救援物資を避難所に運んだり，
避難所でワンちゃんと一緒に過ごされている方の
相談を聞かれていました．

私も一緒に回ることができて，
どのように皆さんがぺっとと避難所で過ごされているのか
お話しを聞くことができました．

また，熊本で動物のボランティア活動を

されている方のお話を聞いたり，
一緒に動物管理センターに伺ってお手伝いをしました．

正直私が行った数日で何ができたかと言われると，
大したことはできていません．
ただ実際に見て，聞くことができたことは
私にとってはとても勉強になりました．
そして，大阪に帰ってきた後も，
患者様から大変でしたね，ご苦労様ですなど
暖かい言葉をいただきました．

このようなことが起きたとき何かできないだろうかと
必死で考えるのですが，
自分自身ができることには限られていて，
ふがいなさに落ち込んだりもしました．

ただ，今回経験したことを少しでも，
これからのことに役立てる様に，
いつ身近に起きるかもしれないことに
自分がどう対処した方がいいのかを考えることができました．
まだまだ大変な思いをされている方も多いかと思います．

今回はフットワークを重視してしまい個人プレーで
物資や見舞金を直接お渡ししてしましましたが
獣医師会等でも様々な支援活動をしています

病院に募金箱を置くなど
少しでも何かできるようにこれからも考えていこうと
思っています．

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高槻市のごんた動物病院：子犬，子猫のしつけを中心とした予防に力を入れています．