この2日間について(特に猫の不安症)

少し揺れも落ち着いてきましたが油断はできません,おうちの動物はいかがでしょうか?
(参考までですがこの2日の様子です)

地震は昨日からだいぶ落ち着いていますが,揺れるたびに動物の動揺がひどくなる.隠れたり走り回ったり行動がおかしくなる.悪化傾向にある場合は診察をおすすめいたします.その場合もまずはお電話から(本日休診で,なるべく電話を受け取るようにしていますが,受け取れない場合は申し訳ございません),動物の状態によっては移動などが負担になる場合もあります.
少し動揺はあるけど,日に日に落ち着いてきている場合はそのまま様子を見ていただいて構いません.
継続のお薬などは1週間余裕を持つように可能であれば取りに来て上げてください.

また地震時に外に飛び出してしまった猫が多かったようです.当院で連絡のあった方は1日くらいで戻ってきたか,すぐ近所で見つけた方ばかりで,遠くに行ってしまった猫は幸いいませんでした.もし,家に帰ってこず周知が必要な場合はチラシ等掲示できますので教えてください.

外に出てしまう理由ですが,地震でかぎの掛かっていない窓が開いたり,扉が勝手に空いてしまったためです(うちも開いていました).
人間の避難を考えると何とも言えないところもあります.

報道によると地震の大きな揺れは2-3日(本日,水曜まで)と1週間(来週月曜まで)が注意とのこと
注意期間はハードキャリーや,キャットケージ(大きいもの)で家具や,パニックから守るようにしてあげてください.
怖がって物陰からなかなか出てこないときは,地震の揺れ等ケースバイケースですが,日ごろの様子に早く戻れるよう無理なことや怖がることはしないで,安心できるようにおやつ等を使ってあげてください.

今の状況でキャリーや,ケージを初めて使用して慣れるのは本人のキャラクターにもよりますが,地震の揺れが大きくなる場合はより必要性が上がります.

参考までに今回の私の家の状況です.
地震当日は仕事時,ハードキャリーに犬3頭(十兵衛,しし丸,二葉),猫1頭(五右衛門)入れて,物が落ちてこないところに置いていました.
小型犬,猫は天井オープンタイプが使いやすいです.火曜日は時間帯を決めキャリー,猫は大型のケージに入れていました.

(多少のものからは守ってくれますが,埋もれてしまうと出れなくなります),今日はちょっと早い気はするのですが,普段通りです.
気を緩めることはできませんし,大きな揺れがあるともちろんハードキャリーです.
おうちの状況で物が落ちてくる場合はもう少しキャリー,ケージは考えてあげてください.

マイクロチップは最後の本人確認手段です.

また最後になりますが,地震の当日から診察ができたのは,スタッフが日ごろの整理整頓をしっかりしてくれていたからだと思いました(自分の部屋の状況はひどかった...).
(今朝の十兵衛たちです)おやつを持っていないのに,あげるそぶりをしているので微妙な表情になっています(心配していただいた皆様ありがとうございました).

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