ライフチップ

ごんた動物病院のブログ(日誌)-ライフチップ

 

昨日迷い犬を保護された方が、飼い主さんを一生懸命探されていました。

 

とてもかわいらしいワンちゃんでしたが、首輪をしていないため身元がわかりませんでした。

幸いなことに翌日無事飼い主さんが見つかり、おうちに帰ることができたそうです。

今回は保護された方が迅速に適切な対処をされたためよかったですが、どんな方に保護されるかでまたトラブルが発生することもあります。

もちろん一番いいのはどこかにいってしまうようなことがないようにすることですが、ワンちゃんや猫ちゃんは時々私たちの予想もつかないような行動をすることがあります。

首輪をつけて身元がわかるようにするのもひとつの方法ではあります。

ワンちゃんの場合は首輪に狂犬病の予防注射の鑑札をつけていることで身元がわかります。

しかし首輪は外れてしまうことがあります。またもし悪質な方に首輪をはずされた場合自分の犬であるということを証明することは大変なことになります。

最近ではマイクロチップ
をペットの皮下に埋め込み、専用の読み取り機を使って確実に個体を識別する方法があります。

今回のようなちょっとした迷子のときや万が一災害が起こってはぐれてしまったり、海外に行く場合などペットの確かな身元情報として活躍します。

うちの犬もごんたちゃんをはじめ古鉄ちゃん、メリー、花みんな入れました。マイクロチップは専用のインジェクターでペットの首の後ろの皮下に埋め込みます。麻酔をかけずに注射を打つのと同じように行います。

 

通常の皮下注射に比べ針の大きさは大きいですが、うちのメリーでも入れるときにまったくないたりしなかったのでそんなに痛くはないようです。

 

もし去勢や避妊手術をされる予定がある場合など麻酔がかかっているときに一緒にすることもできます。

 

今うちの病院で入れているライフチップ
は読み取り機で体温測定もできます。大切な家族の一員であるペットを守ってあげる一つの方法として考えられてもいいかと思います。

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